はじめに:もういくつ寝ると…「お正月太り」?
こんにちは!仙台市宮城野区のレンタルジム「Chillout Gym(チルアウトジム)」代表、理学療法士の荒川です。
いよいよ今年も残すところあとわずか。明日はいよいよ大晦日ですね。 皆さんはどんな年末年始を過ごす予定ですか?
久しぶりの実家への帰省、コタツでみかん、特番を見ながらの夜更かし、そして何より楽しみな**「おせち・お餅・お酒」**のフルコース。
正直に言いましょう。 「お正月くらい、ダイエットのことを忘れて思いっきり食べたい!」 そう思っていますよね?
でも、その心の片隅で、 「また今年も太ってしまうんじゃないか…」 「休み明けにスカートがきつくなっていたらどうしよう…」 という不安も抱えているはずです。
特に女性の体は、年末年始の「寒さ」と「不規則な生活」の影響を非常に受けやすく、男性以上に「正月太り」のリスクが高いことをご存知でしょうか?
そこで今回は、理学療法士としての視点から、**「美味しいものを我慢せずに、正月太りを最小限に食い止める魔法」と、「もし食べてしまっても大丈夫なリカバリー術」**を徹底解説します。
これを読めば、罪悪感というストレスから解放され、心から楽しいお正月を過ごせるはずです。ぜひ最後までお付き合いください。
第1章:なぜ、お正月は「一年で一番太りやすい」のか?(医学的メカニズム)
「食べ過ぎるから太る」。もちろんそれは正解ですが、理学療法士として体の構造から見ると、原因はそれだけではありません。 実は、カロリー以上に恐ろしい**「3つの罠」**が潜んでいるのです。
1. 「NEAT(ニート)」の激減
NEATとは「非運動性熱産生」のこと。簡単に言えば、家事や通勤、買い物など「スポーツ以外の日常生活の動き」で消費されるカロリーです。 年末年始は、コタツに入って動かない時間が圧倒的に増えますよね。普段なら無意識に消費していたカロリーが消費されなくなるため、「いつもと同じ食事量」だったとしても太るモードに入ってしまうのです。
2. 「塩分」による強烈なむくみ
おせち料理、年越しそば、カニ鍋…。これらに共通するのは「塩分」の高さです。 塩分を摂りすぎると、体は濃度を薄めようとして水分を溜め込みます。これが「むくみ」の正体です。 特に女性は筋肉量が少なく、ポンプ作用が弱いため、一度むくむとなかなか解消されません。「太った」と感じる体重増加の正体は、実は脂肪ではなくこの「水分」であることも多いのです。
3. 「内臓疲労」による代謝ダウン
ダラダラと食べ続ける「食っちゃ寝」生活は、胃腸を休ませる暇を与えません。内臓が疲弊すると、消化吸収の効率が悪くなり、基礎代謝がガクンと落ちます。 結果として、**「食べたものがエネルギーに変わらず、そのまま脂肪として蓄積される」**という最悪のサイクルが完成してしまいます。
第2章:我慢不要!ダメージを最小限にする「3つの魔法」
では、どうすればいいのでしょうか? 答えは「食べない」ことではありません。「食べ方」と「ちょっとした動き」を工夫するだけです。 今日からすぐに使える、プロ直伝のテクニックを3つ伝授します。
魔法①:食べる前の「10秒スクワット」でインスリンを味方につける
お餅やお酒を口にする直前、騙されたと思って**「スクワットを10回だけ」**やってみてください。トイレに行ったついででも構いません。
【理学療法士の解説】 食事を摂ると血糖値が上がり、それを下げるために「インスリン」というホルモンが出ます。このインスリンには「余った糖を脂肪に変える」働きがあります。 しかし、食べる直前に太ももなどの大きな筋肉を動かしておくと、筋肉が血液中の糖をエネルギーとして積極的に取り込んでくれるようになります。つまり、**「食べたものが脂肪に行かず、筋肉の栄養になる」**ルートを作ることができるのです。
たった10回で構いません。この「儀式」をやるかやらないかで、お餅の行方が変わります。
魔法②:お酒と同量の「水」をセットにする
ビールや日本酒を楽しむ時は、必ず**「チェイサー(お水)」**を用意してください。 お酒1杯につき、水1杯。これを交互に飲むのがルールです。
【理学療法士の解説】 アルコールの分解には大量の水が必要です。また、水を飲むことで塩分の排出も促されます。 「水でお腹が膨れてお酒が美味しくない」と思うかもしれませんが、翌日の顔のパンパンなむくみを防ぐためには、これが最強のダイエット薬です。温かい白湯なら、内臓も温まってさらに効果的です。
魔法③:コタツから出ることを「イベント」にする
「あー、お醤油とって」「リモコンとって」 これを家族に頼んでいませんか? お正月期間中は、**「頼まれたらチャンス!」「動いたら勝ち!」**というルールを自分の中で決めてください。
【理学療法士の解説】 先ほどお話しした「NEAT」を稼ぐチャンスです。 座りっぱなしは、股関節のリンパや血流を圧迫し、下半身太りの原因になります。30分に1回は立ち上がり、背伸びをする。これだけで代謝のスイッチはONになります。 「私が動くわ!」と率先して動けば、家族からの好感度も上がり、脂肪も燃焼され、一石二鳥です。
第3章:食べてしまったあなたへ。焦らないための「リカバリーマインド」
どんなに対策をしていても、美味しい誘惑には勝てないこともあります。 つい食べ過ぎてしまった時、絶対にやってはいけないこと。 それは**「私なんてダメだ…」と自分を責めること**です。
ストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。これにはなんと、**「脂肪を溜め込みやすくし、筋肉を分解する」**という恐ろしい作用があるのです。 つまり、「あー食べちゃった…最悪」と落ち込むこと自体が、あなたを太らせる原因になります。
「美味しかった!幸せ!エネルギー満タン!」 そう開き直ってください。 食べたものが脂肪として定着するには、約2週間かかると言われています。つまり、お正月明けに調整すれば十分に間に合うのです。
「3日食べ過ぎたら、次の3日で調整する」。 このくらいのゆったりとした気持ちが、長期的なダイエット成功の秘訣です。
第4章:1月が勝負!リバウンドしないための運動戦略
お正月が終わったら、いよいよリセット期間の始まりです。 ここで多くの女性がやってしまう間違いが、「いきなり絶食する」や「無理なランニングを始める」こと。 急激な変化は、体が「飢餓状態だ!」と判断し、逆に脂肪を溜め込もうとするリバウンドの原因になります。
そこでおすすめしたいのが、プロの手を借りた**「パーソナルトレーニング」**による調整です。
なぜ、年始にパーソナルトレーニングなのか?
- 固まった関節を「正しく」動かせるから お正月休みで体がなまっている状態で、自己流の筋トレをするのは危険です。理学療法士のいるパーソナルトレーニングなら、まずは固まった股関節や肩甲骨をほぐし、正しいフォームで安全に代謝を上げることができます。
- あなただけの「リセットメニュー」が組めるから 「お酒を飲みすぎた人」と「お餅を食べすぎた人」では、必要なアプローチが違います。プロがあなたの生活習慣をヒアリングし、最短で元の体型(あるいはそれ以上)に戻すためのプランを作成します。
- 「やる気」のスイッチを他力本願で入れられるから 「明日からやろう」は、一人ではなかなか来ません。予約を入れてしまうことで、強制的に「美容モード」への切り替えができます。
第5章:仙台の女性に選ばれている「Chillout Gym」とは?
「ジムに行きたいけど、ガチガチのトレーニングは怖い」 「周りの目が気になるから、大型店はちょっと…」
そんな女性のために作ったのが、私たち**Chillout Gym(チルアウトジム)**です。
カフェのような空間で、心も体もリセット
当ジムは、一般的なジムのような無機質な空間ではありません。 観葉植物があり、温かい照明が灯る、まるで隠れ家カフェのようなリラックスできる内装にこだわっています。 「鍛える場所」というよりも、**「自分を整える場所」**として利用していただきたいからです。
理学療法士による安心の指導
代表の私は理学療法士の国家資格を持っており、現在は自治体とも連携して健康事業を行っています。 単に「痩せさせる」だけでなく、 「腰が痛くならない体の使い方」 「美しい姿勢を作るための筋肉のつけ方」 など、医学的な根拠に基づいた指導が得意です。 そのため、運動初心者の女性や、体に不調を抱えている方でも安心して通っていただけます。
誰にも見られないプライベート空間
完全予約制のレンタルジムスタイルなので、トレーニング中はあなた一人(またはトレーナーと二人)だけ。 お正月に少し食べすぎてポッコリしたお腹も、誰の目も気にせずケアできます。
まとめ:来年こそ、理想の自分に出会うために
いかがでしたでしょうか?
お正月は、日本の素晴らしい文化であり、家族や友人と絆を深める大切な時間です。 「太るから」といって、その幸せな時間を犠牲にする必要はありません。
- 食べる前に10回スクワット
- お酒にはお水をセット
- こまめに立ち歩く
この3つのお守りを持って、どうぞ素敵なお正月をお過ごしください。
そして、もし「ちょっと食べ過ぎちゃったな」「今年こそは本気で体を変えたいな」と思ったら、いつでもChillout Gymを頼ってください。 私たちは、頑張るあなたの最強の味方です。
2026年が、あなたにとって過去最高に美しく、健康な一年になりますように。 良いお年をお迎えください!
